足場工事で職長をめざす! その役割や仕事内容とは?

宮城県仙台市を拠点とし、東北6県で戸建て住宅やマンション、ビル、店舗などの足場工事を手がけている株式会社ウェッジです。


働いているからにはキャリアアップしたいと考えるのは、当然のこと。お給料が上がるだけでなく、自分の責任のもとチームを動かしていくのは、なんともやりがいのあることです。そのキャリアアップですが、足場工事においては一つの方法として「職長をめざす」ということが挙げられます。


今回は、職長の役割や仕事内容についてご紹介いたします。




■職長ってどんな立場で何をする人?



職長とは、労働安全衛生法における定義を引用すると、建設現場において作業員を直接指導監督する人のことを意味します。


足場作業に限ったことではなく、建設現場では、人・モノ・資材や機材が絶えず動いています。すなわち思いがけず危険な状況が生まれてしまう可能性も高いため、作業全体の状況を監視・監督する人を選んで、現場を管理する必要があるのです。この役目を担うのが、職長です。


職長は、作業員たちの直接の上司であり、業務を遂行する現場の責任者、かつ部下のことをよく知る管理監督者であることが求められます。

職長は職務権限の範囲において意思決定権とそれにともなう責任が課されますので、豊富な知識と経験を有し、危険箇所や過去に起きたトラブルを熟知している必要があります。




■職長になるために必要なこと



職長に向いているタイプやスキルとは、どのようなものなのでしょう。


まずは好奇心旺盛で理解力があること。そして共同作業ゆえに、部下をはじめとする周囲からの信頼を得られるタイプであることが望まれます。

また現場を安全かつ効率的に運営するために、高い問題解決能力とマネジメント力を有していることが必要です。


職長として現場を指揮するためには、年齢制限や資格試験はありませんが、労働安全衛生法第60条に基づき、2日間にわたり合計12時間の講習「職長教育」を受ける必要があります。




■職長と安全衛生責任者との違い



職長と混在されがちなのが、「安全衛生責任者」という役職です。


職長が現場管理など対内的な業務を行うのに対し、安全衛生責任者は統括安全衛生責任者との連絡など対外的な業務を担う、という違いがあります。


職長は現場のキーパーソン、安全衛生責任者は事業者の代理人のような存在と考えれば、わかりやすいかもしれませんね。

ちなみに「職長教育」に2時間の安全衛生責任者の教育を追加することで、安全衛生責任者の資格も得ることができます。




■やる気があれば若くても職長に!



職長は建設現場において必要不可欠な存在です。たとえ優秀な職人たちが集まっていても、指揮するリーダーの存在なくては、安全でハイクオリティな仕事はできません。


コミュニティ力と知識・経験をもち、職人たちをまとめあげ、臨機応変に指示を出せる職長は、現場の華であり縁の下の力持ち。働くうえで挑戦しがいのある役職です。



仙台市に拠点を構える株式会社ウェッジでは年齢に関係なく、やる気や実力があれば職長として働くことができます。

経験者で今の環境では満足できずより自分の頑張りを認めてほしい、年齢に関係なく実力で認められたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。


ウェッジでは戸建て住宅から大規模建築まで、幅広く受注を得ています。足場工事未経験の方はもちろん、職長教育を受けたベテランまで大歓迎。


社会保険や雇用保険への加入はもちろん、資格取得支援など手篤い体制を整えており、社員寮も完備していますので、仙台市中心部にお住まいでない方も負担なくお勤めいただけます。詳しくはお電話もしくはお問合せフォームよりご連絡ください。